2022年の4月から放送されている「ちむどんどん」。
沖縄の本土復帰50年を祝って作られた朝ドラ106作目となる作品です。
料理人を目指すヒロインと家族の絆を描いた作品は、実話なのでしょうか?
これまでも朝ドラには、実在する人物をもとに作られた作品が多数あります。
小説や漫画が原作となっているドラマもたくさんありますが、「ちむどんどん」の元ネタはあるのでしょうか?
そしてモデルとなった人物はいるのかなど、詳しく探っていきたいと思います。
今回は「ちむどんどんは実話か?原作元ネタやモデルはあるのか考察!」と題してお届けします。
目次
ちむどんどんは実話か?
#あさイチ 生放送で発表された 2022年前記朝ドラ情報
・沖縄を舞台としたドラマのタイトルは #ちむどんどん
・ヒロインを務めるのは 糸満市出身の黒島結菜さん
・「マッサン」の脚本家・羽原大介さんのオリジナル
・語りをつとめるのは 那覇市出身のジョン・カビラさん
※ちむどんどん=胸がドキドキ pic.twitter.com/nPkZDYrksc— ひぞっこ (@musicapiccolino) March 2, 2021
実話をもとにつくられるケースが多い朝ドラですが、「ちむどんどん」は脚本家・羽原大介さんによるオリジナル作品のようです。
公式ホームページにも、“羽原大介さんの脚本によるオリジナル作品です”と掲載されています。
脚本を書くために、1970年代の沖縄を学び何度も取材を重ねた羽原さん。
沖縄の本土復帰50年を祝って作られるドラマですので、そうとうなプレッシャーがあったそうです。
しかしそのプレッシャーがモチベーションへと変わり、ドラマを通して日本中の人が明るい未来を信じて前に突き進んでくれればと思い書き上げたのだそう。
実話ではないとすれば、この先ドラマがどんな展開を迎えるのか誰にもわかりません。
ますますドラマを見逃すわけにはいきませんね!
ちむどんどんの原作元ネタやモデルはあるのか考察!
まてまてwww何の漫画だこれwww
俺もチムドンドンしたいってなんぞwww pic.twitter.com/CZywGfVNWn— 天音 流風 (@00704take) May 11, 2022
「ちむどんどん」が実話ではないことはわかりました。
しかし、原作元ネタやモデルとなった人物がいるかもしれません。
最近は漫画が原作のドラマも多数あります。
それに、もしかすると小説が元ネタとなっているかもしれません。
ここからは元ネタがあるのか、モデルとなった人物がいるのかなどを詳しく見ていきたいと思います。
ちむどんどんは漫画が原作で元ネタ?
先ほども書きましたが、「ちむどんどん」は羽原大介さんの脚本によるオリジナル作品。
ですので原作が漫画であるはずはないのですが、どうしてこういった噂が広まってしまったのでしょう?
たしかにストーリー的には、漫画にあってもおかしくないような展開ばかり…。
しかし実は、これには深いわけがありました。
沖縄出身の漫画家・小夏さんの作品『チムドンドン』が存在することが判明!
別冊マーガレットのふろくに掲載されているようです。
小夏さんの「チムドンドン」は、カタカナで表記されています。
「チムドンドン」も沖縄を舞台にした作品ですが、ストーリーはまったくの別物。
たまたまタイトルが同じだっただけのようです。
ちなみに、「チムドンドン」は男性が主人公のご当地漫画のようです。
何も知らない視聴者からすれば、同じタイトルなのだから漫画が原作だと勘違いしてもおかしくないですね。
しかし「ちむどんどん」と「チムドンドン」はまったく別の作品。
間違えないようにしないといけませんね。
ちむどんどんの登場人物にはモデルがいる?
原作があるわけではない「ちむどんどん」は、ある特定の人物をモデルとして描いた作品ではないようです。
しかしどうやら「若草物語」をオマージュして作られていることは確かなようです。
「若草物語」といえば、フジテレビ系列でかつて放送されていた、世界名作劇場「愛の若草物語」を思い出す方も多いのではないでしょうか?
四人の姉妹が力強く生きる様を描いた感動物語で、毎週家族で涙しながら見ていた記憶があります。
「ちむどんどん」の公式ホームページの制作総括の小林大児さんのコメントに、「ちむどんどん」は「若草物語」や「細雪」など過去の作品からリスペクトを受けて作られた作品であることが記載されていました。
「若草物語」を意識して作られたと思われるストーリーを一部紹介したいと思います。
主人公・暢子がまだ幼い頃の話です。
共同売店の前田善一が、豪華な料理を暢子の家に持ってきてくれたことがありました。
珍しく豪勢な料理にちむどんどんしていた暢子たち。
ですが母・優子が「智の家へ持って行ってやろう」と言い出します。
智の家は父親が早くに亡くなっており、智の母親は病弱で床に伏せています。
一家を支えているのは賢秀と同い年の智で、智には幼い妹と弟がいます。
そのことを知った優子は、暢子たちに料理を持って行くことを提案。
最初は反対していた暢子たちですが、困った時はお互い様だと智の家へ料理を運びます。
これは「若草物語」の中でも描かれているシーンのようです。
もしかするとドラマの随所に「若草物語」や「細雪」を彷彿とさせる箇所があるのかもしれません。
そんな風にかつての有名作品とドラマをリンクさせながら見ると、楽しみが一つ増えそうですね。
ちむどんどんの原作や元ネタについてのツイッターでの考察は?
ツイッターでの反応は以下の通りです。
ちむどんどん、4人兄弟(病弱アリ)といい、貧しいのにやたら周りに奉仕する両親といい、「若草物語か!」って思ってたけど、木に内輪の郵便受け、で確定#ちむどんどん #朝ドラ #元ネタ
— でべごん (@derencetorontd2) April 14, 2022
食卓に並べたご馳走を恵まれない人にあげる。しかも子供たちに運ばせる元ネタは若草物語だろうなあと思うんだけど、仲間由紀恵のお母さんがマー姉ちゃんのどんどんあげちゃう藤田弓子と重なって、ちょっと震えてる。短期間に続けて見るのはキツいかもしれない。#ちむどんどん
— ヲガクズ (@wogakuzu) April 12, 2022
いまさらやけど
タイトル見てこれの元ネタの
作品が、原作のドラマが
はじまるんやと思ってた。#ちむどんどん#朝ドラ#猫耳#落書き pic.twitter.com/OG4gRS3ARh— 百獣屋 (@momonjiya82) May 9, 2022
これ #マッサン と同じ脚本家ってマジですか?
史実(元ネタ)あれば何とか話が作れるけど、オリジナルは弱い感じ。 #ちむどんどん— K.Yanagisawa (@K_Yana47) May 10, 2022
先日再放送された『笑う沖縄 100年の物語』(2011)の本編終了後に、ガレッジセールのゴリ氏が上京後は方言を使うことが恥ずかしく、語尾に「じゃん」をつけていたと話していた。暢子の話し方の元ネタはゴリ氏なのかもしれない。#ちむどんどん
— Indra (@blue333bird) May 15, 2022
ちむどんどんは実話や原作があるかまとめ
「ちむどんどん」は、羽原大介さんの脚本によるオリジナル作品で、実話ではないことがわかりました。
そして原作や元ネタ、モデルとなった人物がいないこともわかりましたが、オマージュを受けた作品として「若草物語」や「細雪」があるようです。
実話ではなく、原作もなくモデルとなった人物もいないとなれば、今後のドラマがどうなるのか誰にもわかりません。
これは絶対にこれからも「ちむどんどん」を見逃せませんね!
「若草物語」や「細雪」に刺激を受けたとすれば、これらの作品にヒントがかくされているかもしれません。
これらの作品を読み返しながら、ドラマも楽しみたいたいです。
以上、「ちむどんどんは実話か?原作元ネタやモデルはあるのか考察!」と題してお届けします。