らんまん

朝ドラらんまんの脚本家は誰?代表作や経歴を紹介

朝ドラらんまんの脚本家は誰?代表作や経歴を紹介

2023年4月3日から放送が始まった朝ドラ「らんまん」。

「日本の植物学の父」と呼ばれた牧野富太郎さんをモデルに描かれた作品です。

神木隆之介さんが主人公の万太郎を務めるドラマですが、脚本家はいったい誰なのでしょうか?

代表作や経歴についてもお伝えしたいと思います。

今回は「朝ドラらんまんの脚本家は誰?代表作や経歴を紹介」と題してお届けします。

>らんまんネタバレあらすじ<<

 

朝ドラらんまんの脚本家は誰?

「らんまん」の脚本は長田育恵(おさだいくえ)さんです。

まずは長田さんのプロフィールを紹介したいと思います。

 

朝ドラらんまんの脚本家のプロフィール

1977年に東京に生まれた長田さん。

大学は早稲田大学の第一文学部を卒業されています。

2007年に日本劇作家協会戯曲セミナーに参加。

その翌年、井上ひさし氏に師事。

2009年に劇団「てがみ座」を旗揚げしました。

偉人や文化人の劇を数多く描いてきた長田さん。

これまでそのどれもが高い評価を受けてきました。

脚本家で劇作家の長田さんが今回「らんまん」で描くのは植物学者の牧野富太郎です。

植物を愛し、数多くの植物図鑑を作り上げた富太郎に、長田さんはどのような思いを込めたのでしょうか?

 

長田さんのコメント

「らんまん」を執筆するにあたり、長田さんは次のようにコメントしています。

ありのままの生を見つめる明るい眼差しと、植物が光に向かうような生命力、そしてひたむきに何かを愛する心が、観てくださる方の「今日」を彩ることを願っています。」

まだ世の中がコロナ禍にあった時に長田さんへ「らんまん」の執筆の依頼がありました。

社会が混乱する中で、少しでも視聴者が笑顔になれる作品作りにしたいと思った長田さん。

主人公・万太郎のモデルとなった牧野富太郎は、植物を心から愛していました。

富太郎が愛した植物は、太陽に向かって成長する生命力溢れる存在です。

どんな環境におかれても、絶滅を避けるために様々な手法で生き延びようとします。

その多様性に惹かれ、富太郎は生涯を植物に捧げました。

しかし富太郎が生きた時代は今とは違います。

大きな変化を遂げる時代でしたが、富太郎の生き方は周りから理解を得られるものではありませんでした。

そんな中で富太郎はたくさんの人々と出会います。

生涯で約1500種類以上の新種を発表した富太郎。

そして約40万点以上の植物標本を残しました。

そんな彼の功績を称え、かつ見ている人が元気になるような作品にしようと長田さんは「らんまん」を書きあげたようです。

 

「てがみ座」のHPのコメント

てがみ座のホームページに、「らんまん」の執筆が決まった長田さんが、次のようにコメントを載せていらっしゃいました。

見てくださる方の「今日」をあかるく彩る作品にしていけますよう、誠実に執筆に向き合っていきます。」

「らんまん」の題材となっている牧野富太郎について、長田さんはある思い出があるようです。

それは長田さんがてがみ座を旗揚げして間もない頃のことでした。

「乱歩の恋文」を上演していた時に、美術担当の方が「長田さんはいつか牧野富太郎を書くといいよ」と言ったそうです。

その時に長田さんは牧野富太郎の名を心に刻むことになります。

その後数々の脚本を手掛けた長田さん。

ついに巡り巡って富太郎を書く日がやってきました。

これまで手掛けた作品すべてが織り合わさり、富太郎をモデルとした脚本を提案した長田さん。

美術担当の方の言葉がなければ「らんまん」は生まれてこない作品だったかもしれません。

 

「らんまん」の脚本家は1人?

最近の朝ドラでは、脚本家が多数の場合がよくありました。

前作の「舞いあがれ」も、三人の脚本家によって作り上げられた作品です。

しかし今回の「らんまん」には、長田さんの名前しか記載されていません。

よって、「らんまん」の脚本は長田さんがすべて担当することになりそうです。

脚本家が変わることで主人公の言動に変化があり、違和感を覚える視聴者が多数いました。

しかし今回はその心配はなさそうです。

長田さんどのように富太郎を描くのか、最後まで目が離せません!

 

らんまんの脚本家に対するTwitterの反応は?

 

朝ドラらんまんの脚本家の代表作や経歴は?

 

受賞歴

数々の賞を受賞されている長田さん。

2015年には文化庁芸術祭演劇部門新人賞を受賞されています。

2016年に鶴屋南北戯曲賞。

2018年、紀伊国屋演劇賞個人賞。

2020年に読売演劇大賞優秀作品賞。

そして2021年に特集ドラマ「流行感冒」で、ギャラクシー賞奨励賞・東京ドラマアウォード優秀賞を受賞されました。

 

代表作

これまでミュージカルや舞台の脚本を手掛けることが多かった長田さん。

最近ではNHKドラマの脚本も多く手がけていらっしゃいます。

2019年に特集ドラマ「マンゴーの樹の下で~ルソン島、戦火の約束~」、2020年プレミアムドラマ「すぐ死ぬんだから」、2021年ドラマ10「群青領域」、そして2022年の特集ドラマ「旅屋おかえり」を執筆していらっしゃいます。

シム・ウンギョンさん主演のドラマ「群青領域」は話題作となりました。

今後の長田さんの作品も注目です。

 

朝ドラらんまんの脚本家まとめ

朝ドラ「らんまん」の脚本家が誰かを調べると、長田育恵さんだとわかりました。

これまでに数々の賞を受賞されてきた長田さん。

輝かしい経歴に代表作が多数あることも判明。

舞台だけではなくテレビドラマの脚本も最近は手掛ける長田さんが今後どのような作品に携わるのか楽しみです。

今回は「朝ドラらんまんの脚本家は誰?代表作や経歴を紹介」と題してお届けしました。