らんまん

らんまんのロケ地はどこ?高知の聖地を地図で紹介!

らんまんのロケ地はどこ?高知の聖地を地図で紹介!

2023年4月3日から放送が始まった朝の連続テレビ小説「らんまん」。

今回は「らんまん」のロケ地を調べていきたいと思います。

主人公・万太郎が生まれたのは高知県ですが、高知県で撮影はされているのでしょうか?

タイトルバックはどこで撮られたものなのかも調べたいと思います。

美しい高知の聖地を地図と共に紹介します!

今回は「らんまんのロケ地はどこ?高知の聖地を地図で紹介!」と題してお届けします。

>らんまんネタバレあらすじ<<

 

 

らんまんのロケ地はどこ?

「らんまん」の主人公・万太郎が生まれ育ったのは高知県です。

どうやら多くのロケが高知県で行われたようです。

高知県の中でもロケはどこで行われたのでしょうか?

タイトルバックから調べてみたいと思います。

 

タイトルバック

美しい自然が印象的なタイトルバックですが、これらは主人公・万太郎のモデルとなった牧野富太郎ゆかりの地で撮影されました。

高知県内各所や高知県立牧野植物園など、緑豊かなロケーションで撮影が行われました。

タイトルバックを作るにあたりディレクターの津田温子さんは、富太郎の植物図と本物の植物、そして神木隆之介さんを融合させた映像にしたいと思ったそうです。

植物選びや場所など、高知県立牧野植物園の方々に協力を仰ぎながら作品作りを進めました。

開花時期がバラバラなため撮影は困難を極めたそう。

台風で花の状態がよくなく、急遽ロケ地を変更になったこともあったそうです。

万太郎がすすきの中でたたずむシーンがあります。

これは、富太郎の写真を参考に同じような場所を探して、同じポーズをとって撮影しました。

登場する植物は富太郎ゆかりのものがほとんどで、一瞬一瞬にドラマ制作の方々の愛が感じられます。

 

高知県立牧野植物園

高知県高知五台山にある高知県立牧野植物園。

こちらは富太郎の名がつけられた県立の植物園です。

富太郎が逝去の翌年、昭和33(1958)年4月に開園しました。

約8haもある園の中には、富太郎ゆかりの植物が3000種類以上あります。

四季を彩る様々な植物に出会うことができる植物園で、訪れる人々を笑顔にしています。

平成11(1999)年には園地を拡張。

植物に関する教育普及を目指し、牧野富太郎記念館を新設しています。

令和4年4月24日に生誕160周年を迎えた富太郎。

館内では富太郎に関する展示やイベントが多数開催されています。

牧野植物園内にある結網山で、タイトルバッグの万太郎が花を見るシーンが撮影されました。

植物画を描く万太郎のシーンも、こちらで撮影されたようです。

実際に訪れて万太郎が歩いた場所を探すのも面白いかもしれません。

 

天狗高原

天狗高原でもタイトルバックの撮影が行われました。

天狗高原は日本三大カルストの一つです。

朝8時から収録開始だったため、撮影隊は高知市内を早朝4時半に出発したとか…。

ここでは万太郎が芝生の上に寝そべるシーンが撮影されました。

空気がすんできれいな天狗高原は、県内有数の天体観測スポットでもあります。

万太郎が岩場を歩くシーンやすすきのシーンがこちらで撮影されています。

 

伊尾木洞

「らんまん」第一話のオープニング映像は、高知県安芸市にある伊尾木洞で撮影されました。

約300万年前に海の中で堆積した地層が隆起して、波や渓流による浸食によってできた洞窟だそうです。

何とも言えない神秘的な雰囲気漂う場所となっています。

自生するシダ植物群は、天然記念物に指定されているそう。

もちろん富太郎も伊尾木洞に訪れたことがあるようです。

伊尾木洞で貴重な植物に出会えそうです。

 

青源寺

佐川町にある青源寺もロケ地として使われました。

青源寺は山内家筆頭家老深尾家の菩提寺です。

庭園は「土佐三大名園」の一つで、県指定の名勝となっています。

富太郎が少年時代に訪れていた苔の美しい庭園です。

 

らんまんの高知の聖地を地図で紹介!

「らんまん」の聖地を紹介したいと思います。

万太郎のモデルとなった富太郎が生まれた佐川村は、現在佐川町となっています。

「らんまん」の聖地となっている佐川町について調べました

 

牧野富太郎ふるさと館

富太郎の生家跡地に建つ資料館「牧野富太郎 ふるさと館」。

展示室には富太郎の遺品や直筆の手紙、原稿等が展示されています。

入館料はなんと無料!

近くを訪れた際にはぜひ立ち寄りたい場所です。

ちなみに、酒蔵「岸屋」の跡地は現在駐車場となっています。

 

牧野公園

日本の桜名所100選に選ばれた、高知を代表する花見どころです。

明治35(1902)年に富太郎が東京からソメイヨシノの苗を送り、それを地元の有志が青源寺の土手などに植えたことに始まります。

昭和33(1958)年に「牧野公園」と名付けられ、中腹には富太郎の墓があります。

園内には富太郎ゆかりの植物が500種以上あり、ソメイヨシノのほか、富太郎が命名した「オオシマザクラ」や「センダイヤザクラ」など多数の品種を楽しむことができます。

富太郎が愛した「バイカオウレン」をここで見ることができます。

 

司牡丹酒造株式会社

慶長8(1603)年より創業した造り酒屋。

土佐を代表する酒蔵です。

富太郎にちなんだお酒「司牡丹・花と恋して」などが売られています。

こちらで「岸屋」に想いを馳せてみるのもいいかもしれません。

中津渓谷

中津渓谷は佐川町ではありませんが、県立自然公園に指定されている有名な景勝地です。

中津明神山に降る雨が長い時間をかけて作り上げた壮大な森で、水が作り上げた美しい姿を随所で見ることができます。

中でも20mもの落差がある滝は圧巻です。

渓谷入り口には温泉施設があるなど、ゆっくりと散策するのもありかもしれません。

ちなみに名野川で富太郎は「ヤマトグサ」を発見。

のちに「ヤマトグサ」は新種だと判明しています。

名野川を訪れれば、富太郎のように新たな発見があるかもしれません。

 

らんまんのロケ地はどこまとめ

「らんまん」のロケ地について調べてきました。

多くのロケが高知県で行われたようです。

タイトルバックの美しい風景のほとんどが、高知県立牧野植物園で撮影されたものだと判明。

富太郎の出身地である佐川町もロケ地として使われています。

聖地の地図を見ながら自分の足で実際に旅してみるのもありかもしれません。

今回は「らんまんのロケ地はどこ?高知の聖地を地図で紹介!」と題してお届けしました。