らんまん

牧野富太郎と坂本龍馬の接点は?ジョン万次郎との関係も紹介

牧野富太郎と坂本龍馬の接点は?ジョン万次郎との関係も紹介

朝の連続テレビ小説「らんまん」の主人公・万太郎は土佐出身です。

土佐と言えば坂本龍馬!

二人が出会うシーンがあるのですが、これは史実に基づいたものなのでしょうか

万太郎のモデルとなった牧野富太郎と坂本龍馬の接点について調べたいと思います。

そしてもう一人、「らんまん」には坂本龍馬と馴染みのあるジョン万次郎が登場します。

ジョン万次郎との関係についてもお伝えしたいと思います!

今回は「牧野富太郎と坂本龍馬の接点は?ジョン万次郎との関係も紹介」と題してお届けします。

>>らんまんネタバレあらすじ<<

 

牧野富太郎と坂本龍馬の接点は?

らんまんに登場する坂本龍馬。

万太郎のモデルである牧野富太郎との接点はあったのか見ていきましょう。

 

らんまんでは坂本龍馬は天狗に?

「生まれてこないほうがよかった」と、周りの大人たちが噂するのを耳にしてしまった万太郎。

たまらなくなった万太郎は、神社へ行きます。

万太郎は、どうしてもっと丈夫な体に生まなかったのかと神様に怒りをぶつけました。

すると急に強い風が吹き、目の前の大木に腰掛ける一人の男が現れました。

万太郎は彼のことを見て天狗だと思います。

しかし腰には刀をさしていたことから万太郎は天狗ではないと気付くのですが、男は自分のことを天狗だと名乗りました。

これが天狗と万太郎との初めての出会いです。

第2話ではまだ天狗が誰なのかは明らかにされていません。

しかしこのあと仲間がやってきて、天狗に向かって「坂本さん!」と呼びかけることで、彼が坂本龍馬だとわかります。

その後万太郎は、天狗の正体に気付かず龍馬と別れてしまいます。

万太郎を探しに来た竹雄と綾に「天狗と話をしていた」と言ったことからわかるように、万太郎は本気で龍馬のことを天狗だと思い込んでいたようです。

 

万太郎と坂本龍馬の出会いはフィクション?

ここで気になるのは万太郎と龍馬が本当に出会ったのかどうかです。

万太郎のモデルとなった牧野富太郎について調べてみたのですが、坂本龍馬との接点は見つかりませんでした。

坂本龍馬は歴史の教科書にも載るくらいの有名人。

もし富太郎がそんな有名人と会っていれば、必ずどこかに記録が残っていると思われます。

ではなぜドラマに坂本龍馬が登場したのでしょうか?

富太郎が生まれるーヶ月前、坂本龍馬が土佐藩を脱藩しています。

このことを描くために、天狗として坂本龍馬がドラマに登場したのではないかと思われます。

すべてが史実に基づいて構成されているわけではないので、万太郎と龍馬が出会ったこともフィクションなのでしょう。

しかしもし二人が偶然会っていたとすると、とても夢がある話です。

 

父親の姿を重ねる万太郎

ドラマの中で万太郎は、龍馬の手に自分の手を重ねるシーンがありました。

万太郎は亡き父の姿を龍馬に重ねたのではないでしょうか?

万太郎の父ははやり病で亡くなっています。

父親の顔を知らずに育った万太郎。

母親のヒサは、亡くなった父親はいつでも万太郎を見守ってくれていると言っていました。

しかし「神様も雷様も父親のことも、見たこともないもんを信じられん!」と話していた万太郎。

これまで見たことのなかった天狗が現れ、もしかすると父親はこんな人だったのかもしれないと、万太郎は心のどこかで思ったのかもしれません。

 

万太郎に影響を与えた龍馬

「生まれてこないほうがよかった」と周りの大人たちが自分について噂するのを聞いてしまった万太郎。

そのことを相談すると龍馬から「生まれてこんほうがよかった人など一人もおらんぜよ」と慰められます。

この世には同じ命など一つもなく、自分の務めを果たすためにこの世に生まれてきたのだと話す龍馬。

彼の言葉がこの後の万太郎の行動に強く影響します。

世の中にも大きな影響をもたらした龍馬ですが、万太郎が植物学者として活躍した陰には、龍馬の言葉があったようです。

龍馬は万太郎に「お前は何がしたい?」と問いかけます。

「峰屋」の跡取りとして生まれてきた万太郎が植物学者への道を進んだのは、きっと龍馬の言葉があったからだろうと思いました。

 

牧野富太郎と坂本龍馬についてのTwitterでの考察は?

 

牧野富太郎とジョン万次郎との関係は?

万太郎は政治結社「声明社」の若きリーダー・早川逸馬に気に入られ、本部へと連れて行かれます。

その後、万太郎が洋書をすらすら読むのを見た逸馬が中濱万次郎を紹介。

中濱万次郎と言われてもピンときませんが、彼こそがジョン万次郎です。

 

ジョン万次郎とはどんな人?

ジョン万次郎といえば、歴史の教科書にも出てきた有名な人物。

文政10年(1827年)土佐に生まれた万次郎。

漁師をしていた万次郎は、14歳で漁に出て遭難します。

その後無人島に漂着。

アメリカの捕鯨船によって救助されました。

すぐに日本へ帰ることはできなかった万次郎。

なぜならその当時、日本は鎖国をしていたからです。

アメリカに渡った万次郎は学校に通い出します。

卒業後日本に帰国。

ようやく日本へ戻ってきた万次郎ですが、その後尋問を受けることとなりました。

誤解がとけ土佐に戻ってきたのが嘉永6年(1853年)です。

 

万次郎とジョン万次郎

ドラマの中で万次郎は「人の人生は短い。後悔のない人生を歩め」と万太郎に話します。

植物学者への夢をあきらめかけていた万太郎でしたが、万次郎の言葉を受け、植物学者になる決心をしました。

万太郎の背中を押した万次郎ですが、その後も彼のおかげで上京した万太郎が救われる出来事があります。

上京後、東京大学の田邊彰久教授の研究室に出入りするようになった万太郎。

留学経験がある田邊教授は、万次郎から英語を学んだことがありました。

土佐出身の万太郎が万次郎と知り合いだとわかった田邊は、「私たちは出会うべくして出会ったのだ」とうれしそうに話します。

万次郎がきっかけで田邊教授により一層気に入られた万太郎。

万次郎に二度も万太郎は救われたことになります。

 

牧野富太郎と坂本龍馬の接点まとめ

牧野富太郎と坂本龍馬の接点について調べてきましたが、二人が出会った史実は見つかりませんでした。

しかしどこかで二人が出会っていたとすると、とてもロマンのある話だと思います。

坂本龍馬もジョン万次郎も、ドラマの中で万太郎の人生に強い影響を与えた人物として描かれています。

今後、龍馬と万次郎が万太郎とどのような関係を気付いてくのかとても楽しみです。

今回は「牧野富太郎と坂本龍馬の接点は?ジョン万次郎との関係も紹介」と題してお届けします。