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ちむどんどんの主題歌のアニメ(絵)は誰が描いた?赤い花や豚の意味は?

ちむどんどんの主題歌のアニメ(絵)は誰が描いた?赤い花や豚の意味は?

三浦大知さんが歌う朝ドラ「ちむどんどん」の主題歌「燦燦」ですが、歌と共に流れるアニメが美しすぎると話題となっています。

大自然沖縄の風景をそのまま切り取ったような絵が印象的で、青い海と空がとってもきれいです。

中でも気になるのが二匹の豚と赤い花。

これらが描かれていることに意味があるのでしょうか?

今回は、「ちむどんどんの主題歌のアニメ(絵)は誰が描いた?赤い花や豚の意味は?」と題してお届けします。

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ちむどんどんの主題歌のアニメ(絵)は誰が描いた?

実際の映像か絵なのか見分けがつかないくらい繊細なタッチで描かれていますが、いったい誰が描いたのでしょうか。

有名どころでいくと、ジブリ?それとも「君の名は。」の新海誠さん?

もしくは全く無名の新人アニメーターが手掛けたのかもしれませんね。

視聴者がくぎ付けとなるアニメを描いているのは、いったい誰なのでしょうか?

 

ちむどんどんの主題歌のアニメ(絵)が最高と話題に

ツイッターでの反応は以下の通りです。

 

 

ちむどんどんの主題歌のアニメ(絵)は誰が担当?

「ちむどんどん」の主題歌のアニメを担当したのは、映像監督の森江康太さんです。

「ちむどんどん」公式ホームページには、彼の物語への思いがつづられていました。

実は朝ドラのタイトルバックを担当するのは今回で二度目の森江さん。
(タイトルバックとは、映画やドラマのオープニングやエンディングで、キャストやスタッフの名が入っている部分のことです)

一度目は、2017年に放送された「ひよっこ」を担当しています。

二度目となる「ちむどんどん」のタイトルバックを任された時に、光栄だと感じつつもプレッシャーを感じたそうです。

正式に担当することが決まったのは2021年の初頭だそう。

当時出来上がっている脚本を読みながら制作に入った森江さんは、「ちむどんどん」はヒロインが中心となりつつも、彼女の両親が大きくかかわる物語だと思ったようです。

そのため、親から子どもへ受け継がれていく様子が描かれた作品となっています。

「ちむどんどん」の舞台・やんばるにも実際に足を運び取材を重ねた森江さん。

森が多いやんばるでは雨がよく降っていたそうで、美しい雨のシーンが描かれています。

雨が降る中、縁側にたたずむ二人のカットがありますが、このシーンが森江さんの一番のお気に入りだそうです。

背景をCGで作っているそうで、手描きでは出せない細かい部分まで描くことができるので、実際の映像かアニメなのかわからないくらい完成度が高いアニメとなっています。

もちろんすべてがCGというわけではなく、手書きのカットもあるそうです。

物語が進むに連れて、徐々にストーリーとリンクする内容になっているアニメですが、各シーンに込められた意味がすべて明らかになるのは物語の中盤以降。

楽しみがまた一つ増えましたね。

 

ちむどんどん以外の担当した代表アニメーションは?

アニメーションの監督で演出家でもある森江康太さんですが、彼の代表作には以下のものがあります。

CGアニメーションスーパーバイザーとして、2020年の映画「ドラえもん のび太の新恐竜」に参加。

朝ドラ「ひよっこ」のタイトルバック。

ミュージックビデオも多数手がけている森江さんは、YOASOBIの「大正浪漫」やGReeeeNの「星影のエール」の監督をつとめたのだそうです。

その他にも書ききれないくらいたくさんの作品を手掛けてきた森江さん。

すべての作品において、高い評価を得ているすごい方です。

 

ちむどんどんの主題歌のアニメ(絵)の赤い花や豚の意味は?

以前「ひよっこ」のタイトルバックを担当した森江さんは、ドラマの内容がわからないような小さな子どもでも楽しめる映像にしたいと思い、親しみやすい豚や蝶を描いたのだそうです。

二匹の豚が描かれていますが、これは比嘉家が飼っていたアベベとアババだと思われます。

賢秀が可愛がっていたのが懐かしいですね。

和彦親子を比嘉家に招待した時に、アババは沖縄そばの具材となってしまいました。

沖縄そばは暢子と賢三の強い絆を彷彿とさせるアイテムで、アババはその大事な役目を果たしたことになります。

そして夜明けと共に咲く赤い花ですが、これはハイビスカスではなく、沖縄三大名花の一つ・オオゴチョウです。

『オオゴチョウは、「ちむどんどん」にぴったりの花言葉が出てくるはずです』と森江さんのメッセージにあったので、調べてみました。

オオゴチョウの花言葉は、「自分らしく生きる」だそうです。

素敵ですね。

まさに暢子にピッタリの花言葉だと感じました。

ちなみに、蝶は2000キロもの長い距離を移動するアサギマダラというチョウで、沖縄から東京に羽ばたいていく暢子と重ねて描かれています。

 

ちむどんどんの主題歌のアニメ(絵)まとめ

「ちむどんどん」の主題歌のアニメは、朝ドラ「ひよっこ」のタイトルバックを担当していた森江康太さんだと判明。

アニメの中に出てくる絵には、様々な意味が含まれていることもよくわかりました。

森江さんが豚や赤い花に込めた本当のメッセ―ジは、物語が進むにつれてどんどん明らかになっていくようで、これからも「ちむどんどん」を見逃せませんね。

今回は、「ちむどんどんの主題歌のアニメ(絵)は誰が描いた?赤い花や豚の意味は?」と題してお届けしました。