三浦大知さんが歌う朝ドラ「ちむどんどん」の主題歌「燦燦」ですが、歌と共に流れるアニメが美しすぎると話題となっています。
大自然沖縄の風景をそのまま切り取ったような絵が印象的で、青い海と空がとってもきれいです。
中でも気になるのが二匹の豚と赤い花。
これらが描かれていることに意味があるのでしょうか?
今回は、「ちむどんどんの主題歌のアニメ(絵)は誰が描いた?赤い花や豚の意味は?」と題してお届けします。
目次
ちむどんどんの主題歌のアニメ(絵)は誰が描いた?
OPアニメは「ジブリ&新海誠」風。
ラストは「#まんぷく」オマージュ。
(褒めてます)#ちむどんどん https://t.co/DlneB6YVwo pic.twitter.com/58gEXRqynb— くりはらつとむ (@t9l3pp) April 10, 2022
実際の映像か絵なのか見分けがつかないくらい繊細なタッチで描かれていますが、いったい誰が描いたのでしょうか。
有名どころでいくと、ジブリ?それとも「君の名は。」の新海誠さん?
もしくは全く無名の新人アニメーターが手掛けたのかもしれませんね。
視聴者がくぎ付けとなるアニメを描いているのは、いったい誰なのでしょうか?
ちむどんどんの主題歌のアニメ(絵)が最高と話題に
ツイッターでの反応は以下の通りです。
始まりましたー
アニメのオープニング、綺麗だ、凄えー⭐️豆腐入れてた鍋は、揚げ物用鍋
豚舎はフールヤーじゃないのか
車は右側交通
学校は県外ロケかな?
共同売店!!言葉は大人より子役が自然かな〜
— 沖縄博物館倶楽部 (@okihakufan) April 10, 2022
ちゃんと
アニメの映像が
ドラマのシーンと
リンクしてるんだね
アベベとアババも☺️降り注ぐ順光線
の時にアニメでも
太陽が出てくるのいいね💕#三浦大知#燦燦#UTA#ちむどんどん#朝ドラ— ゆりさんさん (@manaisland1) April 10, 2022
やったー!遂に始まりました!ちむどんどん!待ってました!久しぶりの沖縄が舞台の連ドラにちむどんどんするさー!
オープンニングいいねー。アニメ加工!
仲間さんの沖縄弁が嬉しい。#ちむどんどん #沖縄 pic.twitter.com/EhM4rdbZz8— Editer-X@編集マン・イマニコ (@ayanokooji) April 12, 2022
#ちむどんどん
雨降りだし 📱を弄ってる
アニメの蝶
石垣の上から羽ばたいていく蝶は、2年前に沖縄の県蝶として制定された「#オオゴマダラ」だろうか。翅に赤い縁取りがあるところがオオゴマダラと異なっているが、これは陽が当たっている様を描いているのかもしれない pic.twitter.com/TpVTWwAyDR— 矢沢曖( 小暑 温風至 7/7 – 7/11 ) (@yazawaai52th) April 26, 2022
NHKの朝ドラには思えないような色鮮やかで美しいアニメーションの素晴らしいOP
実写と別に朝ドラアニメ版的なの観てみたいです😸#ちむどんどん pic.twitter.com/O3YdEh48jV
— ✠ 甘美な死骸 ✠ (@Gustave_Kun_No0) April 12, 2022
ちむどんどんの主題歌のアニメ(絵)は誰が担当?
「ちむどんどん」の主題歌のアニメを担当したのは、映像監督の森江康太さんです。
「ちむどんどん」公式ホームページには、彼の物語への思いがつづられていました。
実は朝ドラのタイトルバックを担当するのは今回で二度目の森江さん。
(タイトルバックとは、映画やドラマのオープニングやエンディングで、キャストやスタッフの名が入っている部分のことです)
一度目は、2017年に放送された「ひよっこ」を担当しています。
二度目となる「ちむどんどん」のタイトルバックを任された時に、光栄だと感じつつもプレッシャーを感じたそうです。
正式に担当することが決まったのは2021年の初頭だそう。
当時出来上がっている脚本を読みながら制作に入った森江さんは、「ちむどんどん」はヒロインが中心となりつつも、彼女の両親が大きくかかわる物語だと思ったようです。
そのため、親から子どもへ受け継がれていく様子が描かれた作品となっています。
「ちむどんどん」の舞台・やんばるにも実際に足を運び取材を重ねた森江さん。
森が多いやんばるでは雨がよく降っていたそうで、美しい雨のシーンが描かれています。
雨が降る中、縁側にたたずむ二人のカットがありますが、このシーンが森江さんの一番のお気に入りだそうです。
背景をCGで作っているそうで、手描きでは出せない細かい部分まで描くことができるので、実際の映像かアニメなのかわからないくらい完成度が高いアニメとなっています。
もちろんすべてがCGというわけではなく、手書きのカットもあるそうです。
物語が進むに連れて、徐々にストーリーとリンクする内容になっているアニメですが、各シーンに込められた意味がすべて明らかになるのは物語の中盤以降。
楽しみがまた一つ増えましたね。
ちむどんどん以外の担当した代表アニメーションは?
アニメーションの監督で演出家でもある森江康太さんですが、彼の代表作には以下のものがあります。
CGアニメーションスーパーバイザーとして、2020年の映画「ドラえもん のび太の新恐竜」に参加。
朝ドラ「ひよっこ」のタイトルバック。
ミュージックビデオも多数手がけている森江さんは、YOASOBIの「大正浪漫」やGReeeeNの「星影のエール」の監督をつとめたのだそうです。
その他にも書ききれないくらいたくさんの作品を手掛けてきた森江さん。
すべての作品において、高い評価を得ているすごい方です。
ちむどんどんの主題歌のアニメ(絵)の赤い花や豚の意味は?
RT/
#ちむどんどん OPアニメで描かれている花は、デイゴ、サンダンカとともに沖縄の三大名花であるオオゴチョウだそうです🌺🌿誤情報を流してしまってごめんなさい。写真ACからお借りした写真張っておきますね(⋆ᵕᴗᵕ⋆).+*ペコ
#ちむどんどん #三浦大知燦燦
#三浦大知 #燦燦 #森江康太 pic.twitter.com/bw8tE1KOhS— rico-dm🌕 (@2828myaomyao) April 29, 2022
以前「ひよっこ」のタイトルバックを担当した森江さんは、ドラマの内容がわからないような小さな子どもでも楽しめる映像にしたいと思い、親しみやすい豚や蝶を描いたのだそうです。
二匹の豚が描かれていますが、これは比嘉家が飼っていたアベベとアババだと思われます。
賢秀が可愛がっていたのが懐かしいですね。
和彦親子を比嘉家に招待した時に、アババは沖縄そばの具材となってしまいました。
沖縄そばは暢子と賢三の強い絆を彷彿とさせるアイテムで、アババはその大事な役目を果たしたことになります。
そして夜明けと共に咲く赤い花ですが、これはハイビスカスではなく、沖縄三大名花の一つ・オオゴチョウです。
『オオゴチョウは、「ちむどんどん」にぴったりの花言葉が出てくるはずです』と森江さんのメッセージにあったので、調べてみました。
オオゴチョウの花言葉は、「自分らしく生きる」だそうです。
素敵ですね。
まさに暢子にピッタリの花言葉だと感じました。
ちなみに、蝶は2000キロもの長い距離を移動するアサギマダラというチョウで、沖縄から東京に羽ばたいていく暢子と重ねて描かれています。
ちむどんどんの主題歌のアニメ(絵)まとめ
「ちむどんどん」の主題歌のアニメは、朝ドラ「ひよっこ」のタイトルバックを担当していた森江康太さんだと判明。
アニメの中に出てくる絵には、様々な意味が含まれていることもよくわかりました。
森江さんが豚や赤い花に込めた本当のメッセ―ジは、物語が進むにつれてどんどん明らかになっていくようで、これからも「ちむどんどん」を見逃せませんね。
今回は、「ちむどんどんの主題歌のアニメ(絵)は誰が描いた?赤い花や豚の意味は?」と題してお届けしました。